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SOSEI TALK

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公共政策コース

野間 次に修士論文の話に移りたいんですけれど。いまは、どのようなことを修士論文で書かれていますか。
大森 いまは「京都の中小企業金融と信用保証制度の変化」というテーマで書かせていただいています。
野間 だいたいどういう内容なのか、かいつまんで。何か資料を持っておられたらそれを使ってでも。
大森 これが今日お渡ししようと思っていた草稿です。
野間 そうなんですか。ちょうどいいや。
大森 今日の提出分です。いまで、文字数でだいたい4万字ぐらいできているんですが。京都の伝統産業と地域金融ということと、信用保証制度について、そして、京都信用保証協会の歴史、独自性、いろいろなケースからの推移。あとはデータを使って、回帰分析とか、DEA(Data Envelopment Analysis)の効率分析を第3章へ持っていきたいなと思っています。
野間 もうM2(2年次)に上がった時点で4万字を超えているわけですから、たいした進み方だと思います。
大森 同級生の話を聞いていましたら、章立てができたのが私が一番早くて、書けるところからとりあえず書いていきなさいという先生のご指導もあったので。何かうまく、上手にご指導いただいていたので、同級生の中では一番早く進んでいます。
学部から来ている学生では、時間がありますので、ずっと書けると思うのですが、やっぱり仕事しながらですので土日に集中して、なんとかこつこつと。
野間 それはいろいろですね。確かに、学部から入ると仕事を持っていないから、それだけ勉強する時間はありますけれども、その代わり社会人の場合は二十何年間でしたっけ。
大森 信用金庫で27年です。
野間 27年間の経験がありますから、その経験だけを文章にしていっても結構なレベルのものを書けますからね。それは良し悪しですね。
大森 結構やりだしたらおもしろいところにはまっていくのと、途中で、やっぱり壁も。大層に言うほどのことはしていないのですが、壁に当たって、どうしても進まないときもあるんですけど。
でも、ちょうど先生にゼミのときに的確なアドバイスをいただいていますので、言われたことは、そうだと思ってやっていたら、何かそれらしい形になりつつあります。
野間 そうですね。かなりよくなっていますね。
大森 ありがとうございます。
野間 最初に手を付けたのは、どこからでしたっけ。第1章が「伝統産業と地域金融」、2章が「信用保証制度」、3章が「京都の信用保証分析」というところですけれども、最初は保証制度の解説のところでしたかね。
大森 はい。2章の保証制度から書いていって、つぎに京都の歴史的なものを調べて、1章や3章に入っていきました。
去年の夏には、京都の信用保証協会に直接行って資料をいただいたり、京都商工会議所にも直接行っていろいろなデータをいただいたりしたんですけれども。
野間 そのあたりはお手のものですよね、知り合いを訪ねて情報を得るというのは。
大森 最初は、「同志社大学院の総政の大森です」でお願いしたときには、電話では軽く断られたのですが、「実は元支店長で」と言って、知っている方のお名前を言いましたら、すぐ折り返しの電話が掛かってきまして、「確か文教大学へ行かれたと聞いたんですけど、同志社ですか」と言われました。
それでも、私のために1時間レクチャーしていただいたり、いろいろな資料も、手元になくても、2、3日後にまた取りに寄せていただいたりして、以前に勤めていたことをうまく利用できたのと。
野間 そうですね。確か、そのヒアリングのときに京都の特徴みたいなのが見つかって、その後の、例えば修士論文のストーリーづくりに非常に役に立ったんでしたね。
大森 そうです。ちょうど去年の夏、寄せていただいてお話を聞いたときに、そこで京都というのが、もう一つ深くわかってきました。他の府県と違うところが。
野間 確か、以前とは違う信用保証のスタイルに変わりつつあるという話を、聞いたんでしたね。
大森 そうです。信用金庫から大学事務に移ったあと、信用保証にちょっと変化があったことを聞いたのが、そのときでした。それで先生にご指導いただいて、修論のサブタイトルの後ろに「変化」という言葉をつけることになったんですね。
野間 そうでしたね。いろいろやってみるものですね。
大森 はい。