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コース紹介・時間割

総合政策科学専攻
ソーシャル・イノベーションコース[後期課程]

総合政策科学専攻 ソーシャル・イノベーションコース[後期課程]

地域社会に生起する
具体的課題を解決できる実践能力を兼ね備えた
行動型研究者・実務家を養成します

世界を覆った新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは国内外のもっとも脆弱な人々の生活や環境を危機的な状況に追い込むこととなりました。地域社会においても益々過疎化や孤立化が進むなど社会的課題が噴出する事態に陥っています。

こうした社会課題の解決には、NPO・NGOなど主にボランティアがその担い手となる公益的市民活動に加えて、事業を通じて社会問題に取り組む社会的企業や、営利企業の社会貢献活動などが多層的に展開されることで、地域社会の課題解決を図っていく必要があるといえます。

本コースは、地域社会や企業の現場に大学院生自身が参加し、社会課題の解決のための研究と実践に主体的に取り組むことで、実践能力を兼ね備えたソーシャル・イノベーションの専門家を養成することを目指しています。

コースの目的

地域社会に生起する社会的課題を解決し、より良い社会の実現をめざすソーシャル・イノベーターと高度なマネジメント能力を有する起業家を養成するために、教室での学習と地域社会の現場での社会実践の双方を有機的に結びつけた教育研究を行っています。地域社会という臨床の場で実践知を鍛え、それを理論的に練り上げることによって公共・企業・市民社会の各セクターを横断して、ソーシャル・イノベーションに寄与する実践能力ならびに高度な分析力・理論的創造力を兼ね備えた起業家や行動型研究者の養成を目指しています。

教育方法の特徴

ビジネスで用いられる事業的手法の活用や社会的ネットワークの形成によって、より良い社会の実現を目指すソーシャル・イノベーションを担う起業家を育成するカリキュラムを提供しています。民間企業のみならず、NPO・NGOなどの非営利組織や社会的企業、CSR活動などのサードセクターに関わるマネジメントや、地域社会や企業に生起するさまざまな社会的課題への処方箋となる理論と実践的解決手法を修得することをまず目指します。その上で、研究室で学んだ理論をキャンパス外での社会実践によって検証するため、地域社会の現場での社会変革のための仮説を社会実験などの実践を通じてその妥当性を証明する論文の作成を行います。

将来の進路

NPO・NGOのリーダーや社会起業家、ソーシャル・イノベーションの専門家として活躍することが期待されます。

Curriculum 〜カリキュラム〜【博士課程(後期課程)】ソーシャル・イノベーションコース